おすすめ自己啓発本①『かもめのジョナサン』
2020/11/18
先日のブログに書いた、「開運のコツ」や「自己暗示を用いたクーエ療法」にも関係しますが、
私は、人生や健康は“心の在りかた”しだいで、どうとでもなると思います。
と言うより、自分がその時点で「どういう心の在りかたをしているか」というのは、
生まれた時から…或いは産まれる前から決められているのかもしれないと思っています。
いわゆる“運命の分かれ道”というのは無くて、人生の岐路に立って選択を迫られた時に、
どちらを選ぶかはそれこそ運命で決まっているということです。
今まで自分の意思で選択してきたと思っていた事が既定路線だったのかもと気づいた時、
選択する事よりも「今、人生の岐路に立っている」と気づけることが重要だと確信したのです。
「なんで自分の人生はこんなに辛いのか」と悩む人は多いと思います。
運命に従った選択をしてきた然るべき姿が「今」なのです。
今が辛い運命なのは、何か理由があると考えるべきです。でもその理由はとてもシンプルです。
辛くない運命が未来にあるからに他なりません。
誰しも、楽しいと思える人生に“切り換わる岐路”が必ずあります。
私の経験上、「岐路」は必ずしも成功体験ではありません。
こっぴどい失敗が方針転換のきっかけになったことが幾度もあります。
「岐路」に立っていると気づいたら、成功や失敗にこだわって考えてはいけません。
できるだけアンテナを張り巡らし、運命を切り換える「スイッチ」を見つけることに集中しましょう。
そうすればその時点で必要なものが引き寄せられます。
思い返せば、私の運命の切り換えスイッチは「本」でした。
糖尿病を機に出会った宗田哲男医師の「ケトン体は人類を救う」もそうです。
私のスイッチとなった自己啓発本をいくつか紹介しようと思います。
皆さんのスイッチにもなればいいなと願います。
今回紹介する本は、「かもめのジョナサン」(リチャード・バック著)です。
これは、私が整体師として施術する中で、
「とても良かった」と言ってリピートしてくれるお客さんと
「ぜんぜん良くなかった」とまでは言わなくても不満な顔でそれっきりのお客さんが
いるのはどうしてだろうと悩んだ時に解決に導いてくれた一冊です。
主人公は「飛ぶ歓び」「生きる歓び」を追い求め、自分の限界を突破しようとした、かもめのジョナサン。
生きるために群れでいつも魚を追い回す、いわゆる「普通の」生き方をする他のかもめ達から孤立してしまいます。
ついには群れから追放された彼は、精神世界の重要さに気づき見出した真実を、ジョナサンに共感し少しづつ集まってきた仲間に伝える。
しかし、ジョナサンが姿を消した後、残された弟子のかもめ達は彼の神格化を始め、教えは形骸化していく…。
新たに加えられた奇跡の最終章。
帰ってきた伝説のかもめが自由への扉を開き、あなたを変える!
私には「精神世界の重要さ」というところが肝でしたね。
ぜひ読んでみてください。