無口な凄腕職人のような臓器「肝臓」
2020/11/21
病気になるのは、肝臓が弱っているからだと言っても過言ではありません。
肝臓は『沈黙の臓器』と呼ばれ、悪くなっても自覚症状がほとんどないとされています。
どの臓器も大事なのですが、特に肝臓は私たちの生命維持に関わるとてつもない働きをしています。
肝臓の機能を果たす工場を作ろうと思ったら、東京ドームと同等の大きさになるそうです。
上のイラスト画像を見て頂ければ一目瞭然ですが、もはや肝臓がなければ生きていけないとすら思いませんか?
健康診断のγ-GTP値を気にするひとは多いと思います。
お酒を控えろなどアルコールばかり取り沙汰されますが、そんなのは些細なことです。
γ-GTPは酵素です。
アルコールをはじめ、コレステロールや糖・脂質の代謝、人口添加物の解毒、
グルコースや血液の貯蔵、体温調整のすべてに関わっています。
これは同時に自律神経とも関係があるということ。
これらの肝機能のいずれかに支障が出ると、処理に使用されなかったγ-GTP酵素が余ることになります。
γ-GTP値が高いというのはそういうことなのです。
ですから、アルコールを飲まないのにγ-GTP値が高いという人は、重要な肝機能が弱っている可能性が高いです。
肝機能が低下している可能性がある、それだけですでに健康ではないのです。
脂肪肝といわれる人もかなり多いかと思います。
脂肪肝は糖尿病とも深い関係があります。
肝臓は糖代謝と脂質代謝にも働いているからです。
血糖値を下げるインスリンは、脂肪細胞に糖質を押し込む役割を持っています。
下っ腹やお尻・太ももなどの脂肪細胞の容量がオーバーすると、
(あるいは脂肪細胞自体の容量がそもそも少ないと)
インスリンは肝臓の細胞に糖質を押し込み始めます。
それが脂肪肝です。
糖代謝の本拠地である肝臓に脂肪がつくということは、
開けてはならない最後の貯蔵庫にまで手をつけてしまったということ。
ここまで来てしまうと、糖質を押し込める細胞がなくなってしまうのでインスリンも効かなくなります。
これをインスリン抵抗性と言います。
Ⅰ型糖尿病は先天性と言われますが、その中には肝機能を高めれば治ることもあるのではないかと私は考えます。
Ⅱ型糖尿病を克服するのも、脂肪肝を改善して肝機能を高められれば簡単だろうと思います。
これは側弯症のチェックに使われる画像です。
施術経験から言うと、肝臓が弱っている人は背中の右側が高く盛り上がる傾向があります。
東洋医学的にも、肝臓はストレスを処理してくれる臓器と言われますから、
ストレス過多の現代人はたいてい右側が盛り上がっている人がほとんどです。
側弯症自体も多感な思春期の子どもに多いので、
学校や家庭でのストレスで肝臓が疲弊し背骨が側弯してしまうのではないかと推測します。
肝臓を元気にするには、身体を動かすのが一番です!
大人も子どもも楽しめる、アウトドアでのアスレチックジムなどは最高です。
▪γ-GTP値が高くならないようにする
▪脂肪肝を改善する
▪ワイワイ騒いで笑ってストレス発散
むしろ、子どもよりも大人のほうが肝臓ケアが必要不可欠かもしれませんね。
その点、水素サロンセルくれんずの隣には越谷が誇る日本庭園・花田苑があります。
壮麗な花田苑を散策した後で、HHO水素ガスを吸入して活性酸素を除去すれば、
肝臓も元気になること請け合いです♪