埼玉にある水素サロンセルくれんず|自然塩に見るマグネシウム
2021/03/21
かねてから私は「食塩はダメ!自然塩はOK‼」と言っていますが、
「それなら減塩は?」という質問が減りません。ですから、あらためて言います。
食塩は百歩譲ってもダメだから、減塩とか中途半端なことをせずキッパリ断ちなさい!
キッチンの食卓塩が、自然塩に代わるだけのこと。
今更ですが、塩には3種類あります。
食卓塩に代表される「精製塩」
釜で炊いてつくられる「加熱塩」
海水や塩田で時間をかけてつくられる「非加熱塩」
当然ですが、非加熱の自然塩ほどミネラルが豊富に含まれています。
非加熱自然塩であることが前提で、塩の健康効果を挙げると、
身体を温める
浸透圧で栄養代謝を促進する
神経伝達物質
筋肉に柔軟性をもたらす
骨・歯・爪が丈夫になる
といったものがあります。
例えば、栄養を細胞に引き込むときは、ナトリウムとカルシウムが。
用済みの栄養を細胞外に押し出すときは、カリウムとマグネシウムが作用します。
筋肉に塩が入ると収縮し、塩がなくなると弛みます。
つまりミネラルたっぷりの自然塩を摂っていると、
代謝機能が高まり、身体が健康になるということです。
私は、身体に最も重要なミネラルはマグネシウムだと考えています。
自然塩には当然マグネシウムが含まれています。
経口摂取だとマグネシウム単体の吸収率は約30%と言われていますが、
自然塩はミネラルが黄金比率で配合されていると考えれば、
吸収率はさほど気にする必要がないようにも思えます。
とはいえ、どうせミネラル黄金比率の自然塩を摂るなら、
マグネシウムが多いほうを選ぶべきだとは思います。
おもしろいデータがあります。
【主な塩のマグネシウム含有量の比較(100gあたり)】
食卓《精製塩》:1.8㎎
海の精《加熱塩》:70㎎
ぬちまーす《ほぼ自然塩》:362㎎
広大な塩田で2年以上かけて作られる天日塩は、
ぬちまーすよりもさらに多くのマグネシウムなどのミネラルが豊富なのでは?
と考えてしまいます。
いまだに、高血圧には減塩とか塩分控えめが効果的という、
クスリ(降圧剤)を売りたいだけの医者の言うことを
信じてやまない人がほとんどであることに驚きと絶望を禁じ得ませんが、
高血圧なのは、単に動脈硬化がどれくらい進んでいるかの判断基準に過ぎないと私は考えています。
少し話は逸れますが、高血圧の目安は、一昔前の『年齢プラス90』が基本。
この数字に10%をそれぞれプラスしてもまだ誤差の範囲という認識でOKです。
60歳ならば150、70歳なら160、80歳は170。
40代から下の人は、血圧を気にする必要はないのです。
話を戻します。先日のブログでも書きましたが、
血管系疾患をはじめとした、起こりうる体調不良の原因の大半はマグネシウム欠乏が原因と考えられますから、
普通に考えればミネラルが豊富な自然塩が、万能の総合薬となり得るのは至極当然のこと。
自然塩に含まれるミネラルには、血管を収縮させたり弛緩させたりする作用があります。
高血圧だからと塩分を悪者扱いして過剰に怖がる必要はありません。
良質の非加熱塩を選べば我慢して味のしないものを食べなくても良いのです。
非加熱塩をたっぷり摂って、ミネラルを補充しましょう。