埼玉にある水素サロンセルくれんず|ギックリ腰の根本的な原因は骨ではない!!
2021/06/30
「腰痛」というと、ギックリ腰もヘルニアも腰椎すべり症も、
ぜ~んぶ一緒くたに考え、とにかく病院へとなっていませんか?
レントゲンを撮り、電気治療をし、ちょっとだけマッサージ受けて、湿布と痛み止めを処方される…
そんなパターンが一般的です。
ではそれで、腰痛が完治したという人はどれくらいいるでしょう?
少なくとも私の周りに病院で、痛みはないけどクセになっていて…という人はいても、
腰痛が『完治した』という人は聞いたことがありません。
医療は、主に骨の状態を診ます。
骨格が正しい位置にあるか?ズレていないか?折れていないか?
たしかに骨が損傷していたら、西洋医学の得意分野なので手術は必要なこともあるでしょう。
しかし、手術をしても痛みや痺れが消えないという人も確実にいるのが現実です。
ということは、腰痛の原因は骨ではないケースがほとんどであるということ。
私のサロンには、腰痛患者が数多くいらっしゃいます。もはや駆け込み寺の様相を呈しています。
なぜなら一度の施術で、腰が曲がって歩けなかったものが、背筋を伸ばして歩けるようになるからです。
なぜそんな結果が可能なのか?
私が腰痛の施術の際に心がけているのは、「筋肉の左右差」なのです。
腰痛が起きているときの筋肉の状態はどうなっているのか?
説明していきましょう。
私が、腰痛の施術の際に、お客さんへ状態を説明するのにしばしば使用するのが、
上の画像の『斜張橋』です。
主塔と呼ばれる高い塔を「背骨」に見立て、両側のケーブルを「筋肉」に見立てます。
そして車の走る道路を「骨盤」に見立てます。
左右のケーブル(筋肉)が計算されたテンションでバランスを保っているので主塔(背骨)は倒れません。
バランスが取れているその土台の道路(骨盤)はもまた、水平を保てています。
極論を言えば、人間の身体も斜張橋と同様に左右均等にガッチリ固定すれば、腰痛は起こらないかもしれません。
ですが、人間の身体には柔軟性があり伸縮します。
固定できないからこそ多元的な動きが可能です。
それゆえ、生活習慣に伴う姿勢の乱れが、筋肉の左右(前後)のアンバランスに繋がります。
つまり、腰痛というのは筋肉の伸縮の左右差、アンバランスによって生じているのです。
腰痛に関係している筋肉は様々ありますが、
私は上の画像の筋肉に、腰方形筋を加えた4種類の筋肉の状態を施術でチェックします。
左右どちらもまったく同じ感覚ということはなく、必ずといっていいほど左右差を確認できます。
どちらも硬いとしても、「どちらかがより硬い」のが分かります。
施術を受けている当の本人は、筋肉の血流が悪く酸欠&低温でマヒしているので申告がアテになりません💦
ギックリ腰の施術の時は、まず原因となっているほうの筋肉の硬直を和らげ、
次にもう一方の筋肉の硬さを、原因筋のほうの硬さと揃えます。
そんなことができるのかとお思いの方もいらっしゃると思いますが、
実際にこの理屈で腰痛解消のお手伝いをしているので、結果がすべてかなと思います。
ただし、上の画像のように骨が損傷している場合は、私の手に余ります。
おこなうべき処置の優先順位が変わります。
まずは病院で手術を受けるなりして形を整えることが先決です。
とはいえ、骨が損傷するということは、それくらい筋肉の収縮が異常に強まっているということ。
手術しても腰痛がよくならないという人は、筋肉が硬いままだからです。
骨が落ち着いたら、筋肉の硬直をゆるめることが絶対に必要です。
そうしないと、またちょっとした刺激ですぐに骨格に支障をきたす可能性大です。
クセになるということですね。
【腰痛の予防に効果的なセルフメンテナンス】
①日常的に骨盤調整、特に運動前には脚の長さを揃えるのは必須!!
②一日の終わりや運動後には、筋肉を軟らかくするために血管拡張効果のあるマグネシウムを経皮吸収!!
③とにかく冷やさない!!血流を促進すると筋肉は軟らかくなるので温めること!!