埼玉県の越谷市にある水素サロンセルくれんず|健康長寿の三本柱|酵素

先日までおこなわれていた越谷市の講座イベント“越谷技博2021”

私が講師を務めた『参加するだけで血液がキレイになる講座』で話した内容をブログに書きます。

私は、健康長寿の三本柱を、酵素・抗酸化・ビタミン&ミネラルとしました。

すべて意識できてこその健康であり、その先の長寿です。

どれか一本でも落ちると三本柱の連携が乱れ、効果は半減するでしょう。

 

今回は【酵素】についてです。

体内酵素はおよそ5,000種類あるといわれています。

大前提ですが、酵素がなくなったら動物は死にます。

酵素には、遺伝子情報から生成されるアミノ酸由来の体内酵素と、食べ物から摂取する食物酵素があります。

体内酵素は、生命活動に関わる素代謝酵と、食べ物の分解・消化に関わる消化(分解)酵素に分けられます。

ここで重要なのは、まず消化酵素から生成し、次に代謝酵素ということ。

仮に体内酵素が100あった場合、健康な人は《代謝80：消化20》という分配です。

逆に不健康な人の場合は《代謝20：代謝80》で、身体に様々な不具合が出やすい状態となります。

ただし、体内酵素量のピークは20歳～30歳とされていますので、成長期の子どもはこの限りではありません。

 

以上を踏まえると、食習慣を改善して小食にすることが消化酵素の節約に直結し、相対的に代謝酵素が増えて免疫力が高まることになります。

断食やファスティングが効果が高いのは、体内酵素の分配比率が変わるからなのです。

こちらも流行っています『酵素ドリンク』はどうでしょう？

食物酵素を摂るわけですが、先述のとおり体内酵素の代わりにはなり得ません。

ただし、だからといって無駄ということでもありません。

食物酵素は、食材が持つ栄養の吸収を助けてくれるものなので、間接的にではありますが消化酵素の節約になります。

食事と置き換えることで効果は高まると思います。

砂糖を使用している酵素ジュースではなく、使用していないスムージーのほうが宜しいかと思います。

 

また、ほとんどの酵素の主要な構成要素はたんぱく質です。

そのため、他のたんぱく質と同じように加熱により構造が変化して、酵素の機能を失ってしまうのです。

加熱調理された食事ではなく、刺身や生野菜、果物から摂ることをおススメします。

 

次回は【ビタミン&ミネラル編】です。