埼玉県の越谷市にある水素サロンセルくれんず|毛髪は頭部を守る排泄器官
2022/01/20
前回の白髪についての投稿を受け、
『ハゲはどうにかならないか?』という質問を受けたので、理屈で応えようと思います。
そもそも毛髪は、頭部を直射日光や暑さや寒さ、外部からの衝撃から守ること、
そして、水銀のような有害ミネラルを排出、解毒する働きがあります。
毛髪の成分はたんぱく質であり、およそ20種類ほどのアミノ酸から構成されています。
ちなみに毛髪が焼けたときの独特の匂いは、硫黄を含むシスチンのためです。
さて、ハゲには円形脱毛症のような局所的なものと、生え際が変わる全体的なものがあるでしょう。
いずれにしても、ハゲになる前にその部分の毛髪が細くなり、そして充分に伸びないうちに抜けてしまいます。
この過程を考えてみると、ハゲるという現象は毛髪の実質的な減少に結びついていることが分かります。
毛髪は皮膚が変形して分化したものですから、やはり細胞でできています。
つまり毛髪が細いということは、細胞の数が少ないということ。
そしてまた、細胞の数が少ないということは、
理由はどうあれ、毛根の毛母細胞が、毛細血管から栄養を吸収できない状態になっているということです。
脱毛症は、髪の毛のサイクルが狂い、抜け落ちる早さに対して生え変わる早さが追いつかなくなって起こります。
そのサイクルが狂う理由が、酸化ストレスによる血流障害です。
ストレスによって交感神経の緊張が過剰になり、血管が収縮して血流が悪化。
頭皮の場合は脳内の血流が滞って血流障害を起こし、細胞への酸素や栄養の供給が途絶えて起こります。
その結果、体温が低下して代謝障害を引き起こし、脱毛します。
部分的な脱毛症だけでなく、全体的なハゲも慢性的な頭部への血流障害である可能性は否定できません。
毛髪のためには夜しっかりと休むことが必要です。
横になって休めば、頭部への血流も比較的楽に循環しやすく、毛髪の成長が促されることでしょう。
ストレスを減らし、血流を改善するためには頭皮のマッサージやブラッシングをおこなうのも良いでしょう。
結局、毛母細胞の不活化は、悪玉活性酸素増加の影響による、細胞・血液の酸化が元凶であると私は結論づけます。
酸化を阻止する「抗酸化」が脱毛の予防や改善に効果をあげるでしょう。
具体的には、ビタミンEやセレンを摂ることが栄養的にはメリットがあるのではないでしょうか。
そして悪玉活性酸素の除去にはHHOガス吸入もメリットが大きいと考えます。