埼玉県の越谷市にある水素サロンセルくれんず|自律神経はバランスが命
2022/01/23
自律神経は「交感神経」と「副交感神経」と、二つの相反する働きを持つ神経で構成されています。
自立神経は『自動制御神経』という呼び名がふさわしいと考えます。
交感神経も副交感神経も、延髄から脊髄をとおって仙髄までおりています。
交感神経は、脊髄かと仙髄から体表にまで伸びています。
副交感神経は、延髄と仙髄から各臓器に伸びています。
自律神経の走路は解剖的に捉えにくく、どこにあるのか分かりません。
鍼灸のツボが、自律神経の走路上にあるのではないかと想像されています。
交感神経が働くと…
血液は脳、心臓、骨格筋に集中し、気管支は拡張、戦闘態勢をとります。
この時、消化器官は活動をストップします。
副交感神経が働くと…
心臓の活動は抑制され、消化器官の働きが活発化します。
以上のように、交感神経と副交感神経の働きはバランスが必要不可欠です。
このバランスが崩れれば「自律神経失調症」です。
ストレスフリーがいいからと副交感神経が優位であり続ければ、消化器潰瘍となるでしょう。
かといって、ストレス過多で交感神経が優位であり続ければ、高血圧、動脈硬化、心不全、腎不全となるでしょう。
自律神経の働きは、昼と夜で、活動と休息でメリハリをつければ整います。
つまり、交感神経優位で溜まった疲労・ストレスは、副交感神経優位下で質の良い睡眠で解消すれば良いということです。
睡眠の質に自信がないのであれば、すでに自律神経のバランスが崩れているサインです。
自律神経失調症が精神にまで支障をきたし職を失った私の知人が、
夜8時に就寝し、朝4時に起床してから2時間の有酸素運動をルーティン化しただけで、2ヶ月で社会復帰を果たしたという実話もあります。
あなたの睡眠は上質ですか?
そうでないなら、自律神経のバランスを整えるために、いち早く生活習慣を見直すべきです。