埼玉県の越谷市にある水素サロンセルくれんず|保存版|ビタミン作用総ざらい
2022/01/26
ビタミンとは、ビタミンには「エネルギーを作り出すサポート」と「健康な体を維持する」という2つの大切な役割があります。
エネルギー産生栄養素である糖質・脂質・タンパク質の代謝を円滑に進めて潤滑油のような働きをする栄養素です。
カラダに必要な量はわずかですが、体内でビタミンを合成できない、あるいは必要量を合成できないため、経口摂取が必要です。
現在、「ビタミン」とされているものは13種類。
【脂溶性】と【水溶性】の2つに大別されます。
水溶性ビタミンのうち、ビタミンC以外は『ビタミンB群』とされています。
水溶性は「血液」、脂溶性は「リンパ」にそれぞれ溶け込み作用しやすいと私は考えます。
脂溶性ビタミンを過剰に摂取すると体内に蓄積されて過剰症を引き起こす可能性があると言われているため、リンパが滞っているような状態での過剰摂取には特に注意が必要です。
また、下図の『ビタミン様物質』という、ビタミンのような働きをするが、ビタミンの定義に当てはまらない物質もあります☟
【脂溶性ビタミン】
<ビタミンA>
ビタミンAは、皮膚や粘膜を健やかに保ち、視覚に関わる色素タンパク質の生成、カラダの成長に関わっています。
主な働き…目の健康・粘膜や皮膚の免疫力維持・ガン予防
<ビタミンD>
ビタミンDはカルシウムと関わりがあり、カラダづくりをサポートします。
経口摂取のほか、適度に日光に当たることで合成されます。
主な働き…カルシウムの吸収促進・骨の強化
<ビタミンE>
ビタミンEは細胞膜に存在し、健康維持を助けます。
主な働き…抗酸化作用・老化予防
<ビタミンK>
ビタミンKは、血液凝固や骨の健康維持に関わっています。
食品から摂取するほかに、体内でも合成されます。
主な働き…骨の形成・血液凝固作用
【水溶性ビタミン】
<ビタミンB1>
ビタミンB1は糖質代謝などの補酵素として働き、エネルギー産生に深く関わっています。
糖質中心の食事が継続した場合は、ビタミンB1不足の症状が起きる可能性が高くなります。
主な働き…疲労回復・食欲増進・神経機能を正常に保つ
<ビタミンB2>
ビタミンB2は、糖質、脂質、タンパク質のエネルギー代謝や脂質代謝の補酵素として働いています。
また、皮膚や粘膜の健康維持にも関わっています。
主な働き…皮膚や毛髪を健康に保つ・成長促進・三大栄養素をエネルギーに変えるのをサポート
<ナイアシン>
ナイアシンは酸化還元反応に関わり、皮膚や粘膜の健康をサポートしています。
食品から摂取するだけでなく、カラダの中でアミノ酸の一つであるトリプトファンから作られることが特徴です。
主な働き…皮膚や粘膜の健康維持・三大栄養素の代謝に関与・アルコールの分解
<パントテン酸>
パントテン酸は補酵素の材料として、エネルギー代謝に関わっています。
主な働き…エネルギー作りを補助する・ホルモンの合成に関与しストレス緩和に繋げる・体の機能維持に関与
<ビタミンB6>
ビタミンB6は、体内でタンパク質、アミノ酸代謝に深く関わるほか、赤血球のヘモグロビンの合成や皮膚や粘膜を健やかに保つ働きをしています。
主な働き…タンパク質の分解や合成をサポートし、筋肉や血液など体をつくるために不可欠・神経物質の合成
<ビオチン>
ビオチンは糖新生や脂肪酸合成に関わっています。
主な働き…皮膚や粘膜、毛髪の健康維持・三大栄養素の代謝をサポート
<葉酸>
葉酸はDNAやRNAの合成、アミノ酸の代謝などに関わっています。
妊娠前からの葉酸摂取が推奨されており、胎児の発育を助けるビタミンです。
主な働き…造血・胎児の先天性異常の予防・DNA合成をサポート
<ビタミンB12>
ビタミンB12は、食品中のタンパク質と結びついており、アミノ酸や脂肪酸の代謝の補酵素として働いています。
また、赤血球の形成に関わっています。
主な働き…赤血球をつくるために必要・神経細胞の回復に関わる・細胞が正常に機能するために働く
<ビタミンC>
ビタミンCは、皮膚や粘膜の健康維持に関わり、植物性食品からの鉄の吸収を促進するほか、カラダの中の酸化還元反応に広く関わっています。
加熱調理によって失われやすいことが特徴です。
主な働き…皮膚や粘膜の健康維持・抗酸化作用・コラーゲン生成