埼玉にある水素サロンセルくれんず|コンビニおでんは出汁もタネも添加物いっぱい!
2021/01/17
寒い季節、おでんは温まりますね。出汁の沁みたタネは美味しいです。
調理の手間を省けるのでコンビニおでんは欠かせないという人も多いと思います。
しかしコンビニおでんはやめたほうが身のためです。
コンビニおでんは添加物で美味しいと思わされているんですよ。
有名なエピソードがありますので紹介します。
ある三陸海岸の老舗の練り製品メーカーは、
大手コンビニチェーンとおでんの練り製品を納入する仮契約を結びました。
仮契約には「仕様」という品質についてのさまざまな取り決めがありました。
それらをすべてクリアすると本契約となります。
練り製品メーカーでは、仕様に沿った製品づくりを始めました。
しかし、どうしても「練り製品はおでんのダシ汁の中で8時間浮いていること」という仕様を
クリアする事が出来ませんでした。
おでんの具になる練り製品は、
スケトウダラなどの魚肉のすり身に食塩、砂糖、でん粉、調味料などを入れて練り合わせてつくります。
通常のつくり方では、どうやっても、汁の中で8時間浮かす事は出来ません。
具材が汁を吸って型崩れを起こしてしまうからです。
そこで社長は恥を忍んで知り合いの同業者に相談したところ、
「簡単なことだよ。原料のすり身にリン酸塩とソルビットをたくさん使えばいい。
そうすれば、すり身の比率は下がり、おでんの汁も吸いこみにくくなる。
使った添加物はキャリーオーバーということにしておけば表示の必要はないから、
コンビニチェーンにも消費者にもわからない」と教えられました。
社長は、そこまで品質を落としたくないと考え、
コンビニチェーンとの仮契約を破棄し、100万円を超える違約金を支払いました。
【リン酸塩】…食品の乳化(油と水をうまく混ぜ合わせる)、
結着(原料と原料をうまく引っ付ける)、
pH調整(食品中のpHを調整することで、保存性、品質維持に役立つ)
として練り製品や食肉製品・プロセスチ-ズなどに用いられる食品添加物です。
【ソルビット】(ソルビット)…じゃがいもデンプンやとうもろこしデンプン由来の糖アルコールです。
ソルビトールは人の腸では分解や吸収されない糖アルコールなので、低カロリーの甘味料です。
タネが浸かっているいるダシにも注意が必要です。
コンビニおでんのダシは、昆布やかつおから本当に取るわけではありません。
低コストでかつおや昆布と同じように旨味を出すため、
旨味成分としてアミノ酸=たんぱく加水分解物が添加されます。
いわゆる、イノシン酸やグルタミン酸といった旨味成分です。
その、たんぱく加水分解物を食品工場で製造する際に、
副産物として「クロロプロパノール」という発がん性物質が生成、混入されてしまう恐れがあります。
併せてダシに使われるのが酵母エキスです。
酵母エキスも、上記のたんぱく加水分解物と同様、調味料として添加されます。
こちらも天然酵母由来であるため、食品添加物ではありません。
ビール工場などの搾りかすなどから生成されることが多いです。
ただし、一点だけ言及しておくと、「イースト菌」をアレルゲンとするアレルギー患者には要注意です。
天然酵母もイースト菌の一種です。
アレルギー患者が酵母エキスを口にすると、腸内でカンジダ菌が異常繁殖し、
「イーストコネクション」というアレルギー反応を引き起こす事例がいくつか報告されています。
それが、アトピー性皮膚炎等のアレルギー症状を悪化させる可能性が指摘されています。
さらにさらに、おでんを入れるプラスチック容器も注意です。
以前ブログに書いた、環境ホルモンの影響が心配されます。
熱々のおでんを入れることでプラスチック容器の環境ホルモンが
ダシに溶けだして体内に入ることになります。
最近では、コンビニおでんは糖質制限になるからダイエットに最適と
テレビなどメディアで頻繁に特集が組まれていますが、
これも健康志向を利用した企業マーケティングです。
8時間沈まない練りもの・添加物まみれの偽物ダシ・環境ホルモン
というケミカル三重殺なのが実態です。
おでんは自宅で出汁からつくって楽しみましょう。