埼玉にある水素サロンセルくれんず|カカオマスが入っていないチョコレートもどき
2021/08/08
チョコレートは高いものから安いものまでピンキリです。
このチョコレートの原材料はカカオの種子を発酵、焙煎したカカオマスです。
安く売られているチョコレートにはこのカカオマスが全く入っていないか、入っていてもごくわずかだったりします。
実際のところ、カカオマスは高価なので、本物のチョコレートを板チョコ1枚分作ったとしたら、かなり高くなってしまいます。
ですから、安く作るために、カカオを使わず、植物油脂(トランス脂肪酸)、乳化剤、香料、着色料などの食品添加物がたくさん入っています。
発泡酒をビールと呼べないのと同じで、カカオマスの代わりに、そうでないものがこんなにたくさん入っているものを、はたしてチョコレートと呼んでいいのでしょうか?
純粋なチョコレートには、身体の老化を防ぐポリフェノールが豊富に含まれ、健康に良いといわれていますし、栄養的な価値もあります。
しかも、甘味はほんのりとある程度です。
一方、カカオマスの入っていない「チョコレートもどき」には、栄養的価値はありません。
ただの甘いかたまりです。
ポリフェノールが摂れるなどといってせっせと食べていては、かえって健康を害してしまうかもしれないのです。
本物の味を知らず、偽物をチョコレートだと思い込んで食べているとしたらもったいないことです。
本来、チョコレートは一度にたくさん食べるものではありません。
美味しい本物のチョコレートを、年に何回かありがたく味わっていただくので十分ではないでしょうか。
「『安い食べ物』には何かがある」南清貴・著(三笠書房)より