埼玉県の越谷市にある水素サロンセルくれんず|保存版|アミノ酸作用総ざらい
2022/02/02
人間の身体は頭の先からつま先まで、全てタンパク質でできています。
髪の毛も爪も筋肉もタンパク質です。
生命をつくる最も大切な栄養素、それがタンパク質です。
そしてタンパク質はアミノ酸によってつくられています。
アミノ酸のおかげで私たちは成り立っているのです。
食べたタンパク質は、まず歯で噛み砕かれ、胃酸で消化されやすく加工されます。
その後、胃や十二指腸で分解されて、小腸で小さなペプチドやアミノ酸のかたちになって吸収されます。
吸収されたアミノ酸は、いったん肝臓に集められ、そこから全身に運ばれます。
そして、遺伝子情報に基づいて筋肉や神経伝達物質、ホルモンなどにつくり変えられ、私たちの生命を支えてくれています。
私たちのからだは何種類のアミノ酸でできているでしょう?
私たちの身体は、主にたった20種類のアミノ酸から構成されています。
この20種類のアミノ酸は、
身体の中でつくることのできない必須アミノ酸と、身体の中でつくられる非必須アミノ酸とに大きく分けることができます。
【必須アミノ酸】
体内では合成されず、食物から補給しなければならない。
バリン
イソロイシン
ロイシン
メチオニン
リジン(リシン)
フェニルアラニン
トリプトファン
スレオニン(トレオニン)
ヒスチジン
【非必須アミノ酸】
体内で合成できるが、様々な働きがあるため、可能ならば摂取したいアミノ酸。
アルギニン※
グリシン
アラニン
セリン
チロシン
システイン
アスパラギン
グルタミン
プロリン
アスパラギン酸
グルタミン酸
※アルギニンは小児では必須アミノ酸に含まれる
私たちは、どのくらいのタンパク質やアミノ酸が必要なのでしょうか?
驚いたことに、これほど大切なタンパク質やその構成成分であるアミノ酸ですが、人のからだにとってどのくらい必要なのかは、未だ明らかになっていないのが現状です。
身体が要求するアミノ酸の必要量とそのアミノ酸パターンは、一人ひとりの代謝能力、年齢、性別、食事、ストレス、ライフスイタイル、身体活動などによって変わります。
同一人物でも1日の時間帯や人生の段階によって変わってしまい、本当にからだが必要とする量を確実に計算することはできないようです。
しかし、ストレス時、スポーツ選手、妊婦さん、成長期の子ども、病気からの回復時、飲酒・喫煙時などは普段の状態よりも必要量が増えることがわかっています。
これまで発信してきた栄養素、ビタミンやミネラルのように、アミノ酸もまた必要量に個体差があるのは間違いありません。
まずはサプリメントで、“一般的に”必要とされている量を満たしてみることから始めましょう。
そのうえで自身の体調と向き合い、どのアミノ酸が不足しているから症状が収まらないのかを作用一覧表を参照に対応していくと良いでしょう。
実は真の三大栄養素とは、ビタミン・ミネラル・アミノ酸だろうと私は考えます。