子どもに読解力が身につく方法
2020/11/06
私は国語だけ得意だった
漫画で字を覚えた
あなたは、学校の勉強で得意な科目はなんでしたか?
私は小さい頃から国語だけが得意でした。
勉強は好きではありませんでしたが、国語は好きでした。
国語しかできないのは筋金入りで、大学受験も国語だけで乗り切りました。
私の文系に偏ったアタマは、漫画「聖闘士星矢」によって作られたと言っても過言ではありません。
ギリシャ神話と星座を扱った物語なのに、天体観測には全く興味がないのはご愛敬です。
登場人物が敵と戦う際に纏う、自身の守護星座をモチーフにした鎧「聖衣」(クロス)がカッコよくて、
そのメカメカしさに魅せられていました。
そうしているうちに、友達との遊びの中で叫ぶために必殺技の名前を覚え始め、
気が付いたら、ひらがな、カタカナ、漢字、アルファベットまで網羅していました。
良いのか悪いのか、内容に興味を持ったのは一番最後でした(笑)
私にとっては学校の宿題の漢字の書き取りより、漫画を読んで、内容を友達と共有するほうが間違いなく勉強になっていたんです。
20代の頃、漢字検定のために覚えた難読漢字はすっかり忘れているのに、
聖闘士星矢のキャラクターや必殺技の名前は、40歳を過ぎた今でもスラスラ言えるのが何よりの証です。
これは育児における、言語の読解力を培うのにも一役買うはずだと真剣に考えています。
子どもにとっての漫画は「絵本」
インプットしてあげて、アウトプットを受け入れる
「ドラゴン桜」という漫画があります。
成績が良くない主人公が、東大合格を目指すというストーリー。
その内容は、成績を上げるための画期的な勉強法が散りばめられています。
下のページ画像をご覧ください。

①

②

③
我が家は今、生後9か月の息子の育児真っ最中です。
息子はかなり早い段階で、私の話す口をじっと見て、形から真似を始め、最近では「パパ」と発音します。
子どもは皆そうなのでしょうが、反復練習から再現する学習能力・吸収力は凄いと思いました。
同時に、インプットとアウトプットの両方を実践して言語を習得するんだとあらためて気が付きました。
画像のドラゴン桜逸話のように、絵本を私にとっての漫画のようにうまく利用できれば、
言語そのものだけでなく、どう組み立てたら相手に伝わりやすいかアレンジするまで当たり前になるのではないかと
思いました。
①親が子どもに絵本を繰り返し読んであげる(インプット)
⇩
②子どもは何度も聞いて覚える(インプット)
⇩
③覚えたことを自発的に話し始めたら聴いて喜ぶ(アウトプット)
⇩
④子どもはもっと喜んでもらおうと工夫をする(アウトプット)
⇩
⑤別の絵本で①~④をループする
漫画の逸話の張本人は、学習能力を高める上で大きく影響を与えるのは
3~5歳の過ごし方だと言っています。
私自身、いまや学校で優秀で有名大学に進学し大手企業に就職することに
意味はないと思っているので、成績のためではないと前置きしておきますが、
スポンジのような吸収力を発揮して、能力が爆発的に伸びるのが3歳~5歳というのは共感します。
自分の息子には、早い段階から絵本の読み聞かせをしてあげようと思います。
これが育児の醍醐味なのでしょうか?なんだかワクワクします。
息子がどれくらいはやく言葉を理解し始めるか、今から楽しみです。