埼玉にある水素サロンセルくれんず|正確な診断が難しい心電図
2021/02/07
『医者が患者をだますとき』ロバート・メンデルソン著より
【いいかげんな機器】
心電図を記録する心電計は、聴診器よりもはるかに高級でいかにも先進医療であることを感じさせる装置だが、
これも電気じかけの高価なおもちゃとでも呼ぶのがせいぜいのしろものである。
ある調査によると、同じ検査結果を判読させたのに、
専門家によってその結論が20%も食い違ったという報告がされている。
しかも、同一の検査結果をもう一度判読させると、誤差はさらに20%も拡大していた。
心電図の結果は、検査時の活動状況や時間帯など、心臓以外の多くの要因で変わってくるものだ。
心筋梗塞の患者の心電図検査について報告する研究では、
心臓に以上ありと認める正確な診断が得られたのはわずか25%だった。
全体の50%は、正常なのか異常なのかはっきりしないあいまいな結果しか得られず、
残りの25%は「まったく異常なし」という誤った結果が出されたという。
健常者の心電図記録の過半数を「重症」と誤読したという報告すらある。
それでは、医者をはじめとする医療従事者は、
心臓病の検査法として心電図検査に依存しなくなっているかというと、
現実はまったく逆で、ますますこれに頼る一方である。
私はこんな想像をする。
心臓発作を起こした患者が冠動脈疾患集中治療室で横になっている。
いまこの患者はきわめて安静で落ち着いている。
そこに注射器を持った看護婦が近づいてくる。
それを見た患者は動転する。
看護婦は言う。
「心電図が異常を示していますので、応急処置を行います」
この看護婦は、心電図にかなりの誤差が生じることや、
心電計の漏電によって心電図が異常を示すことがあることを指摘する研究がいくつも出されていることを知らない。
患者は必死になって訴える。
「看護婦さん、お願いだ。私は正常なんだ。脈をとってみればわかる」
しかし、看護婦はこう答える。
「脈をとっても意味はありません。心電図のほうが絶対に正確です」
そう言って看護婦は患者の腕に注射をする…。
これは空想ではない。現実に起こりうることなのである。
冠動脈疾患集中治療室に設置されている心電計は、
電気ショックが必要だと判定すると、患者の鼓動を自動的に調整する仕組みになっている。
だが、調整の必要などなかった例は実際に多くあるのだ。
お分かりいただけたでしょうか?
心電図は医者によって診断結果がバラつく検査なのです。
このようないいかげんな医師、医療機器に振り回されないようにするには、
体温や血圧のように、毎日定点チェックできる環境を整えるべきです。
その点で、セルくれんずで扱っているポータブル心電計“カードガードCG-2100”は優れています。
軍事医療技術に優れたイスラエル製で、手のひらに収まるカードサイズの心電計です。
収音マイク部を左わき腹にピタっと当てて、録音ボタンを押すだけ。
30秒の録音データをスマホアプリで、分析センターにメール送信します。
3分~5分で分析結果がメールで届きます。
なお、解析システムは心臓血管外科名誉専門医の二宮淳一医師が監修しています。
言うなれば、心電図の世界的権威である二宮医師の解析が、毎日何度でも受けられるということです。
登録費用(本体代含む)で15,000円、それ以降は毎月2,980円(税別)でお使い頂けます。
ご興味のある方は、お気軽にお問合せください。