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埼玉にある水素サロンセルくれんず|食のパラドックス|腸を狂わせる元凶はレクチン

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埼玉にある水素サロンセルくれんず|食のパラドックス|腸を狂わせる元凶はレクチン

埼玉にある水素サロンセルくれんず|食のパラドックス|腸を狂わせる元凶はレクチン

2021/05/05

 

私は今、「食のパラドックス」(スティーブン・R・ガンドリー著)という本を読んでいます。

以前から「反栄養素」という言葉は知っていましたが、

それがこの本を読んで「レクチン」が反栄養素なんだと確信を得ました。

本の冒頭に衝撃的なことが書かれています。

『私たちは食べ物になってくれる植物を味方だと思っているが、

植物は人間を含めたすべての捕食者を敵とみなしている』

生きとし生けるものは生存本能を持ち、遺伝子を将来世代に受け渡している。

人間などの植物捕食者は植物を食べたいと思っているが、

植物のほうはもちろん食べられたくないわけで、私たちにそれを責める権利はない。

生き物の常として、彼らの本能は、種の保存、次世代の繁殖にあるのだ。

この目的のため、植物は自らと子孫を捕食者から守ろうとし、賢く大胆な方法を編み出した。

そのひとつが、反栄養素「レクチン」ということなのだ。

以下、抜粋☟

肥満や病気の原因は健康食だった!?

健康食といえば、全粒粉パンや玄米などの茶色い食べ物、トマト、キュウリなどの野菜を思い浮かべることでしょう。

最近では、チアシードなどものスーパーシードも注目されています。

しかし、これらのヘルシーフードを食べ脂肪を毛嫌いしているスリムな人たちが、

さまざまな病気を患いアメリカの著名な心臓外科医であるガンドリー博士の外来にくるようになりました。

そこで博士は、植物の種子や皮などに含まれる「レクチン」というタンパク質が、現代人の健康を阻害していることを発見します。

1960年代半ばから、肥満、糖尿病、自己免疫疾患、喘息、アレルギー、鼻炎、関節炎、がん、心臓病、骨粗しょう症、パーキンソン病、認知症などが急増した。

そして同時期に、私たちの食事が少しずつ変わってきたことは、決して偶然ではない。

どうしてわずか数十年で社会全体の健康状態が悪化し、体重が増えたのか? 

私はその最大の答えを見出した。それは、レクチンと総称されるタンパク質群から始まっている。

(中略)

レクチンは初耳だろうが、グルテンなら聞き知っているだろう。

グルテンは数千種類もあるレクチンの一種だ。

レクチンはほぼあらゆる植物に含まれ、実際、牛肉、豚肉、鶏肉、魚など今日の米国の食事を構成する大半の食材に含まれている。

レクチンはさまざまな働きをするが、植物が動物と戦う強力な武器である。

植物は、ヒトが現れるはるか前から、飢えた昆虫からわが身と子孫を守る術を身につけていた。

すなわち種などの部位にレクチンをはじめとする毒物を蓄えたのだ。

そして昆虫を殺傷するこうした毒物は、私たちの健康も密やかに衰えさせ、いつの間にか太らせていたのだ。

本書を『The Plant Paradox』(原題)と題したのは、多くの植物性食品は身体に良く、

私の食事計画の基礎となるものである一方、その他の「健康食」とされる植物性食品が実は病気や肥満をもたらしているからだ。

そう、多くの植物性食品は、あなたを病ませているのだ。

 

毒/味方 食品リスト一例

毒(レクチンたっぷりの「食べてはいけない食品」)

玄米、パン、パスタ、蕎麦、シリアル、ジャガイモ、砂糖、豆類全般(もやしのようなスプラウトもダメ)、豆腐、枝豆、ピーナツ、カシューナッツ(ナッツではない)、チアシード、トマト、ナス、キュウリ、カボチャ、メロン、トウモロコシ、ローカロリー飲料……など

味方(体がよろこぶ「食べて良い食品」)

アボカド、ナッツ全般、栗、ココナッツ(ミルクやクリームもOK)、オリーブ、ダークチョコレート、海藻類、キノコ類、アブラナ科の野菜類(ブロッコリー、白菜、キャベツなど)、オクラ、玉ねぎ、葉菜類、サツマイモ、サトイモ、こんにゃく、柿、味噌、キムチ……など

 

食べ物が人をつくる

「食は人なり」ということわざがあるように、たとえば野菜や家畜製品を食べると、

その栄養は土やその家畜が食べた飼料に由来して、それが私たちの細胞へと受け渡されます。

自分たちが食べているものがどのように育てられたかを知ることは、

単なるライフスタイルの選択ではなく、自分の健康に直接かかわることなのだと博士は説きます。

レクチンは植物だけではなく、動物性食品にも含まれている。

牛などの動物が飼料としてレクチンたっぷりの豆やトウモロコシを食べると、レクチンはその肉や牛乳に移る。

同じことは、レクチンの豊富なえさで育った鶏やその卵にも言える。

やはり大豆やトウモロコシ由来のえさで育った養殖魚も同じ。

(中略)

有機飼育家畜や放し飼い家畜でさえ、

やはりトウモロコシや大豆──たとえそれが有機栽培であっても──の飼料を与えられているため、レクチンを含んでいる。

夏には牧場で草を食み、冬には干し草を食べて育った牛から作ったハンバーガー(あるいは牛乳やチーズ)と、

厩舎でレクチンたっぷりのトウモロコシや大豆を食べて育った牛から作ったハンバーガーとでは、大変な違いがある。

第一に、オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸の割合が違う。

いくつか例外はあるが、オメガ6脂肪酸は炎症を引き起こすが、オメガ3脂肪酸はそうではない。

トウモロコシや大豆は主にオメガ6脂肪酸を含むが、草はオメガ3脂肪酸を多く含む。

それだけではない。こうしたトウモロコシや大豆は、同じカロリーの草に比べても、牛をずっと太らせるのだ。

体重増加について考える際には、このことを念頭に置いてほしい。

以上、抜粋ここまで☝

豆類全般が「毒」レクチンたっぷりの食べてはいけない食品とされていて、この中にはもちろん大豆も含まれる。

一方で、食べて良い食品には味噌が含まれていて、納豆もOKとする話を聞く。

同じ大豆なのに…と思うかもしれないが、たとえ大豆でも、レクチンたっぷりの食べてはいけない食品でも、

発酵食品ならばレクチンの心配はいらないようだ。

この点、日本人には有利だと思う。

この本をしっかり読みこんで理解したら、レクチンフリーの食習慣にトライしてみてはいかがだろう。

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