埼玉にある水素サロンセルくれんず|内海医師|常在菌の重要性
2021/06/18
6/18 内海聡医師のInstagramより
常在菌の重要性
無農薬農法でも土の常在菌が重要ですが、
これは肉体でも同じであり発酵食品がいいとか言うだけの問題ではありません。
発酵食品よりも重要なのは身の回りにある常在菌です。
常在菌とは、主にヒトの身体に存在する微生物で、
病原性を示さないものを指すと定義されますが、
本質的にいうと肉体が健康ならどんな病原菌にもかかりません。
菌というのは体が腐っているから=免疫がショボすぎるから、付着して感染し広がるのです。
.
健康法の基本として消毒してはいけない、手洗いやうがいやマスクも無意味、
さらに言うと微生物を殺すための物質が化学物質なので、それがまた体に悪影響を与える、
どうしてもうがいしたいならただの水か塩水、
はみがきは虫歯を予防しない、
皮膚の怪我でも安易に消毒しちゃダメというのがあります。
.
アレルギーは清潔病だという有名な言葉もあります。
清潔にしていると結局ばい菌が強くなるだけでなく、
アレルギーの本体は化学物質過敏症だから出るのも当然です。
だからアレルギーをよくしたい場合、
食をよくするのも大事なんですが、土を触れということを指導します。
そして昨今の細菌が抗生物質などに強い理由も、抗生物質の使い過ぎだったり、
そもそも日々の殺虫剤にも耐性があるからだと推測されます。
ま、見た目の最低限の清潔感はかまいませんが、
殺菌するのは極力やめたほうが健康になれます。
以上ここまで☝
コロナ禍ということもあり、巷にはアルコール消毒をはじめとした
様々な消毒液が溢れ、除菌除菌と一大ブームとなっています。
しかし、マスクや除菌を推奨する人が、免疫力を高めようと言っているのは意味不明です。
獲得免疫というのは分かりやすく言うと、バイ菌を体内に取り込んで分析し抗体をつくるシステムです。
免疫力を高めるとは、いかに抗体を増やすか、
もっと言えば、どれだけ多くのバイ菌に触れるかということです。
なるほど、田舎の私の両親は田んぼや畑で泥や土にまみれていますから、ほとんど風邪をひくことがありません。
その子である私も、幼少時代は放課後は汗だくで土埃でドロドロになって暗くなるまで走り回って遊んでいました。
私の実家の裏山にはスギ林があり、時期になるととんでもない量のスギ花粉が煙幕のように舞うのが日常茶飯事でした。
それでも破傷風になったこともありませんし、花粉症もありません。もちろんコロナも発症していません。
現代のアレルギーや感染症に罹る人たちと比べて、
私はより多くのバイ菌を体内に取り込んで来たおかげで、免疫力が強いと思うのです。
感染症が怖いからとワクチンを射つだけにとどまらず、
土や泥がついたら汚い臭いと、除菌だ消臭だと一生懸命なのは、
免疫力を高めるどころか、どんどん弱体化させる紛れもない悪手です。
テレビでは、除菌剤や消臭・芳香剤のコマーシャルがバンバン流されていますが、
人間の自己免疫が誇る常在菌バリアと相容れるものなのでしょうか?
健康を目指して体質改善を望む人ほど、よく考えるべきです。