埼玉にある水素サロンセルくれんず|カロリーオフのマヨネーズのからくり
2021/07/06
『“安い食べ物”には何かある』南清貴・著(三笠書房)より一部引用
マヨネーズの今と昔。
大手メーカーのマヨネーズには、
工場で液体に加工された「液卵」が使われている。
割った卵を放っておけば雑菌が増えるため、
様々な食品添加物が加えられている。
マヨネーズで注意しなければならないのは、
「カロリーオフ」を売りにしている商品。
一見、身体に良いように感じますが、
どうやってカロリーを減らしているか考えなければならない。
答えは…
「1グラム=9キロカロリー」の油の量を減らしているから。
油の量を減らして、通常のマヨネーズと同じ容量にしているということ。
つまり、油以外の何かがたくさん入っているということ。
それに、カロリーオフのマヨネーズは、マヨネーズではない。
ラベルを見ると、「サラダクリーミードレッシング」などと記載されている。
つまり、「マヨネーズ風ドレッシング」にすぎない。
マヨネーズと名乗るためには、JAS(日本農林規格)の規定にある条件をクリアする必要がある。
その定義には、油脂の含有量や食品添加物の数も決められている。
サラダクリーミードレッシングは、その定義から外れているのでマヨネーズではない。
安いレストランや総菜店などのマカロニサラダやポテトサラダなどに
本物のマヨネーズは使われていない。
あれらは、食品添加物だけで作られたと言っても過言ではないような化学物質のかたまり。
それを承知の上で、何を食べるのか選択すべき。
カロリーが少ないものほど食品添加物が多く、低コストで生産できるはずだが、
カロリーオフの商品は往々にして通常のものより高価だったり、容量が少なかったりする。
これは、昨今のダイエットブームや健康志向を逆手に取った企業マーケティングであり、カロリーオフのマヨネーズは、メーカーが利幅を大きく取れるドル箱商品に違いないのである。
マヨネーズは本物の卵が使われているものを探そう。