埼玉にある水素サロンセルくれんず|買ってもいいアイスクリームと買ってはいけないアイスクリーム
2021/08/11
アイスクリームとして売られているものには、同じように見えても、実は3種類あります。
「アイスクリーム」「アイスミルク」「ラクトアイス」です。
どうやって分けているかというと、乳脂肪分の量によっています。
乳脂肪分が最も多く含まれているのが「アイスクリーム」で、一般的にはそれほど大量の食品添加物は使われていません。
「アイスミルク」は、アイスクリームより乳脂肪分は少なく、香料、乳化剤、安定剤などの食品添加物も使われているので、品質は落ちます。
そして最も食べていただきたくないのが「ラクトアイス」です。
ラクトアイスには、乳脂肪分がほとんど入っていません。
その代わり、植物油脂、いわゆるトランス脂肪酸がたっぷり使われています。
ラクトアイスの原材料表示には「植物油脂(ヤシ油、パーム油)」などと書かれていることが多いでしょう。
コーヒーフレッシュが白いのにまったく牛乳が入っていないのと同じように、ラクトアイスも、白くて牛乳がたっぷり入っているように見えて、その中身は危険な油だということです。
しかも、ラクトアイスには砂糖すら使われていません。
ラクトアイスの甘みは、ほとんどが「高果糖コーンシロップ」です。
この高果糖コーンシロップは、原材料表示には「ブドウ糖果糖液糖」または「果糖ブドウ糖液糖」などと表示されています。
これらは簡単に言えば、工業的に作っている糖であり、砂糖ではありません。
つまり、とても安価に作ることができます。
しかも、砂糖に比べて甘みが非常に強く、身体に入ると急激に血糖値を上げる恐れがあります。
スーパーやコンビニでは、安いラクトアイスはとてもよく売れているようです。
見分けがつかない子どもたちが喜んで買っています。
「人工的な油」と「人工的な糖」で作られた食品を、少なくとも子どもには食べさせたくないと思うのは私だけではないでしょう。
「『安い食べ物』には何かがある」南清隆・著(三笠書房)より