埼玉にある水素サロンセルくれんず|塩分の摂りすぎではなく塩化ナトリウムの摂りすぎが悪い
2021/08/12
私たちがスーパーで買い求める塩の多くには「食塩(食卓塩)」と書いてあります。
この瓶の裏側を見ると「塩化ナトリウム99%」と書いてあります。
これはもう「塩」ではなく、科学塩です。
食べるべきものではありません。
本来、塩は人間が生きていくうえでなくてはならない成分です。
高血圧などにつながる「塩分の摂りすぎ」が良くないと言われるのは、正確には「塩化ナトリウムの摂りすぎ」です。
私たちの身体にはミネラルが不可欠で、ナトリウムもミネラルの一つですが、食塩では塩素とナトリウムしか摂取できず、その他にひつようなマグネシウム、カリウム、カルシウム、亜鉛などは摂取できません。
ミネラル分たっぷりの上質な塩は、食塩と比べれば確かに高価ですが、買い求めるなら天然塩を選ぶようにしましょう。
加工食品や外食では、味覚をゆがめる塩化ナトリウムが使われていることがほとんどです。
せめて家庭で、ナトリウム以外のミネラルも含んだ天然塩を使いたいものです。
天然塩には、岩塩と海塩があります。
岩塩も悪くはないのですが、もともとはヨーロッパなどのミネラルの豊富な土地に住む人に適した塩なので、ミネラル含有量はあまり多くありません。
一方の海塩は、日本人が昔から使ってきた塩です。
海塩にはミネラル分がバランスよく含まれているので、家庭用に一つだけ選ぶなら海塩のほうが適しています。
できれば家庭には何種類か良質な塩をそろえておいて、料理に合わせて塩を選ぶことができたら素敵ですね。