埼玉県の越谷市にある水素サロンセルくれんず|ギックリ腰を予防するコツ
2021/11/24
寒い季節になると、ギックリ腰が増えます。
ギックリ腰は『魔女の一撃』と言われますが、そのせいか突発的な症状と思っている人を多く見かけます。
実はそのほとんどは、腰の筋膜や筋肉の損傷による筋筋膜性腰痛であることをご存じでしょうか。
つまり、腰の筋肉に溜まったそれまでの疲労が爆発したのがギックリ腰です。
爆発というのは漠然とした表現ですね。
具体的には、腰の筋肉が疲労ストレスとともに拘縮し、血流が滞り、柔軟性がなくなったところに、外からの刺激をトリガーにして起こる肉離れです。
そんな肉離れであるギックリ腰は、呼吸で予防できることをご存じでしょうか?
それは、『腹圧を上げる』ことです。
私の腹圧のかけ方は、トレーニング用語としてのソレとは違うので、勘違いしないよう予めお断り申し上げておきます。
上の画像をご覧ください。
ようは腹式呼吸なのですが、呼吸をすると肺が大きく拡がります。
肺に押されて横隔膜が下がります。
この時、あたかも吸い込んだ空気が入っているかのようにお腹がパンパンに膨らみます。
そのお腹の膨らみをキープしたまま息を止めます。
そうやって息を止めているうちは、腹圧が高まって背骨もガッチリとホールドされています。
上半身を持ちあげる動きをする時には、そうやって腹圧を高めるように意識できれば、ギックリ腰はそうそう起こりません。
寒さが増し、大掃除で普段しない動きで腰の負担も増すであろうこれからの季節。
元気に年末年始を過ごすために、腹式呼吸で腹圧を高めることを意識してみてください。
肺の動きで心臓から送り出される血液の勢いも変わりますから、腹式呼吸をやって損することはありません。