埼玉県の越谷市にある水素サロンセルくれんず|生命維持に必要不可欠な臓器である副腎
2022/01/12
副腎は餃子くらいの大きさで2つの部分から構成されます。
外側にある皮質と呼ばれる部分と、内側の髄質と呼ばれる部分で、体の恒常性を保つために重要なホルモンを分泌する臓器です。
恒常性とは、血圧、血糖、水分・塩分量などの体内環境を常にちょうど良い一定の状態のことです。
副腎が分泌するホルモンは生命の維持に不可欠です。
副腎皮質は、コルチゾールとアルドステロンと呼ばれるホルモンを産生します。
コルチゾールはストレスから体を守り、糖利用の調節、血圧を正常に保つなど必要不可欠なホルモンです。
アルドステロンは塩分、カリウム、水分のバランスを保つのに重要な役割をします。
副腎髄質はアドレナリンとノルアドレナリンというホルモンを産生します。
これらのホルモンは、心臓や血管をはじめ全身の機能が正常に働くのにいろいろ重要な役割を持っています。
なかでも非常時に血圧を上昇させたり、心臓から血液を送り出す力を強めたり、エネルギー源としてブドウ糖を血中に増加させたりする重要な働きをします。
以下、慢性的な副腎疲労で起こりうる症状です☟
副腎から分泌されるホルモンは主に、『ストレスに耐えるために交感神経優位にする作用』を持ちます。
生命の危険がある場面で闘争/逃走する心を奮い立たせるような、いわば天然のドーピングのようなものです。
一時的なものだったら自律神経の一環なので、副交感神経に揺り戻せば害はありません。
問題なのは、そんな交感神経に振り切ってしまっている状態を継続してしまうことです。
これによって副腎疲労が慢性的なものになってしまい、自律神経失調状態に陥るのです。
体調不良や病気の時は、ほぼ間違いなく副腎の機能がダウンしていると言えるはずです。
それと同時に自律神経が乱れている可能性が高いことも意識すべきだと考えます。
副腎疲労で起こる症状は、実は、悪玉活性酸素が増えて起こるとされる症状と驚くほど似ています。
つまり、副腎のケアか抗酸化のどちらかをすれば、ほとんどの体調不良は改善されるのではないでしょうか。
例えば上の図は、副腎皮質ホルモンのコレチゾールが多すぎる状態の見た目の特徴です。
コルチゾールを過剰につくる副腎の腫瘍が原因で、顔にニキビができて丸くなり、お腹に脂肪がつきます。
手足は細く筋肉が弱くなります。
皮膚が薄くなって、青あざができやすくなります。
高血圧、糖尿病、骨粗鬆症にもなります。
逆にコレチゾールが不足すると、唇や爪の周りの色が黒くなり、体重減少、食欲不振、集中力の低下、脱力感、低血圧、低血糖などの症状が見られます。
このように、ホルモンというのは多くても少なくても良くありません。
ホルモンバランスは、自律神経に直結しますから、昼間のストレス疲労は質の良い睡眠でリカバリーするというのがシンプルかつ有効です。
それができないなら、HHOガスで抗酸化&酸素補充、ビタミン&ミネラル摂取で多少強引にでもベースを整えましょう。
というか、現代人にはもはや力業しかないかもしれない…と私は考えていますが。