遺伝子を知ればダイエットは失敗しない
2020/12/07
『メタボ』という言葉が世に出てからどれくらい経ったでしょう。
会社の健康診断でメタボと言われないように、
数日前から急に食を変えたり、走り始めたり。
奇跡的に健康診断をギリギリ正常範囲でパスしたら、
次の健康診断もこれで乗り切ればいいやと、元の生活に逆戻り。
いずれ乗り切れなくなるのは明らかなのに…騙しだましやっていくわけです。
かくいう私も、糖尿病になる前に勤めていた会社の健康診断は嫌でした。
実際に身長163㎝にして体重90㎏近くだったので肥満は間違いないですが、
バスケを一生懸命やって一番痩せていた60㎏弱の時も、
周囲のチームメイトと並ぶと見た目が太いと親からも言われていました。
今でこそ「筋肉量が多いから」で、体重も見た目も気にすることはありませんが、
医学の身長に対する体重でしかない基準だと、どんなに頑張っても「肥満」なのです。
当然、医者からは「減量してください」と言われます。
「具体的に何をすればいいですか?」と聞いてみたところで、
「バランスの良い食事と適度な運動」としか言われません。
それも今でこそ「医者はトレーニングも栄養も知らないから」とバッサリいけますが、
なんの知識もない当時の私は「そこそこやってるわ!でも太いんだよ!」と
半ばふてくされ気味で、生活を変えることはしませんでした。
その後、糖尿病になってみて、糖尿病を克服してみて、整体師になってみて、
独立開業してみて、様々な健康分野の人と会ってみて、自分の身体で試してみて、
分かったことがあります。
健康は(標準)数値で括れないということ。
優先するなら体脂肪率や除脂肪体重の値であって、
BMIだの適正体重など、どうでもいい役に立たない指標です。
163㎝・75~80㎏(BMI:28~30)を3年間キープして、
50m走は7秒フラット、体脂肪率20%未満、糖尿病ではない
41歳の私は果たして肥満なのでしょうか?
そして、もうひとつ分かったのは、
人によって千差万別の遺伝子情報を知ることが、健康への近道だということです。
肥満やメタボの人は鬱になりやすいという報告もあります。
なぜ太っているのか、どうやって痩せたらいいのか、
言い知れぬ不安と劣等感に苛まれてやる気が出ないのですから、心を病むのも当然です。
そういった意味でも、自分の見た目や健康状態を、
身体の個性として、遺伝子情報とリンクさせることはメンタルヘルスにも繋がります。
『だから私は太って(痩せて)いるのか!』
『だから私は運動(勉強)が嫌いなのか!』
『だから私はこの病気になったのか!』
と、不安の理由が遺伝子情報によって明らかになるのです。
私も遺伝子レベルで自分の身体の情報をいろいろ繋げて考えて、
糖尿病になった理由も、糖尿病を克服する方法も分かり納得して前に進めました。
食べ過ぎ以外で肥満の原因として考えられるものの一つが遺伝子なのです。
分子生物学の進歩によって、最近は様々な病気にその原因となる
遺伝子があることがわかってきました。
食べる量は少ないのに太ってしまう場合も、
その人が肥満遺伝子を持っている可能性が高いです。
肥満遺伝子というのは、エネルギー代謝に関連する遺伝子で、
現在までに50を超える肥満に関連した遺伝子が発見されています。
逆に、人並み以上にたくさん食べるのに少しも太らない人もいます。
その場合は、普通以上にカロリーを消費するとか、何かしら
痩せる遺伝子を持っている可能性が高いです。
痩せ遺伝子は肥満遺伝子に比べて情報が少ないので、
現状は、肥満遺伝子のリスクが「ない」ことが痩せる遺伝子をもっているのでは?
と推測できるレベルにある、というのがのが正直なところです。
いずれにしても、「遺伝子にもとづく個体差」を考慮に入れなければ、
ダイエットだけでなく、肉体の健康管理など成功するはずがありません。


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