埼玉県の越谷市にある水素サロンセルくれんず|白髪は厳密に言えば遺伝ではない
2022/01/19
親が白髪だから、子も白髪になった。
親が若白髪だから、子も若白髪になった。
などという話は日常的に聞かれます。
これが遺伝でないといったらウソになります。
しかし、厳密な意味での遺伝なら、白髪頭でオギャーと産まれてこなければおかしいのです。
髪の毛を黒く染める色素をつくる遺伝子情報を持たない人がいたとしたら、それこそが遺伝的な白髪ということになります。
この色素が『メラニン』です。
メラニンの原料は『チロシン』というアミノ酸です。
これは必須アミノ酸ではないので、体内で遺伝子情報から生成されます。
チロシンが、黒髪に必須であるメラニンになるにまでには何段階かの代謝があります。
この代謝過程において、補酵素としてどれかのビタミンを大量に必要とすればするほど、メラニン合成が難しくなり白髪になりやすいと言えます。
チロシンがDNAに刻まれた遺伝子情報によるという意味で、白髪になりやすい体質を遺伝とみることは間違いではありません。
以上から、メラニンへの代謝過程で必要なビタミンの補給にぬかりなければ、白髪にならないという理屈が立つでしょう。
一時的に白髪が増えたとしても、チロシンが分泌されていればビタミン不足が解消されしだい、髪は黒くなるはずです。
私自身、糖尿病と診断された8年前は白髪がありましたが、サプリメントでビタミン&ミネラルを補っている43歳の現在、白髪はほとんど見当たりません。
理屈と結果が伴っています。
こういった栄養の考え方は、これまで単に“老化”と一蹴されてきた現象を覆す可能性もあるのです。