日本人にこそ一生涯の筋トレが必要!
2020/11/30
筋トレは病気の死亡率を下げることが証明されています。
2013年、アメリカ・スローンケタリング記念がんセンターのレマンヌ氏らは、
「筋トレ」と「がんの死亡率」の関係を証明しました。
がんと診断された18歳から81歳の男女2863名を対象に、
筋トレによる死亡率への影響を調査したのです。
その結果、
トレーニングを1週間に1回以上行っているケースと、
トレーニングをしていないケースと比べ、がんの死亡率が33%減少しました
また、レマンヌ氏らは「健康増進のためには有酸素運動だけでなく、
フィットネスでの筋トレを促すべきである」とも述べています。
自重でも構わないから、筋肉にしっかり負荷をかけて伸縮させなさいということです。
その後、筋トレは、がんによる死亡率の減少だけでなく、
すべての病気による死亡率を下げることもわかりました。
アメリカ・ミシシッピ大学のダンケル氏らは、
「病気による死亡率と筋トレの関係について」の調査を実施し、
20歳以上の男女8772名を対象にして平均6.7年の追跡調査をおこないました。
その結果、トレーニングを継続的におこなっている場合、
トレーニングをしていない場合に比べて
すべての病気の死亡率が23%減少することが示されました。
また、この死亡率の減少は、1週間に2~3回の頻度で継続的にトレーニングを行っている場合に有意であり、
それ以上(例えば週5回)では死亡率の減少効果が低いことが明らかになりました。
ツライ思いをして毎日やらなくても良いということです。
シドニー大学のスタマタキス氏らは、2017年に調査をおこないました。
週2回以上のトレーニングと週150分以上の有酸素運動が与える
「がん」と「すべての病気」による死亡率への影響について調べた、
30歳以上の男女8万306名を対象にしたかつてないほど大規模な調査です。
その結果、がんによる死亡率は31%減少し、
すべての病気による死亡率は23%減少することが明らかになりました。
併せて「ジムでのトレーニング」と「家での自重トレーニング」による影響も調査しています。
結果は、ジムでも家でも同等の死亡率の減少を示し、
両方の環境で行えばさらなる死亡率の減少が認められたのです。
アメリカなどの諸外国では、フィットネス文化が一般層に浸透しています。
中国でも、タイでも、カンボジアでも都市部の河川沿いには誰でも使える
フィットネス器具が設置されており、大人数で体操している姿も当たり前のように目にします。
それと比べると日本はなかなか運動が身近に感じられません。
夏は暑いからと冷やし過ぎて、冬は寒いからと熱し過ぎる環境技術ばかりが発展し、
日本人は居心地のいいぬるま湯に慣れてしまっています。
人の身体はある程度環境に対応できるようになっています。
暑かったら放熱のために汗が出るし、寒かったら熱を生むためブルブル震えます。
どんな季節でも晴れたら外に出て身体を動かすだけで免疫力は高まるはずなのです。
それをしないから日本人は癌患者が減らず、死亡率も下がらないと思うのです。
必ずしもストレスは絶対悪ではありません。
運動なくして病気を予防することはできず、
食習慣だけで健康になることは絶対に無理です。
NO FITNESS , NO HEALTH なのです。
運動で生じた活性酸素による酸化ストレスは水素で除去できます。
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